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だいぶ前にオープンソースの数値解析ソフトを自宅のPCにインストールしたのだが、最近やっと本腰を入れて取り組み始めた。まだ備わっている機能の半分も理解していないが、業務外なのでマイペースで進めていこうと思う。でも、本音はマスターして、周りに広めていきたいのだが、いつのことになるやら・・・。ところで、オープンソースだからといっても、十分商用のコードに何ら遜色ない出来である。確かにオープンソースの数値解析ソフトを操るには、それ相応の数値解析に関する知識や背景となる物理理論からそのソフトが書かれているプログラミン

電荷の単位はC(クーロン)。1Cの点電荷を運ぶのに1Jの仕事が必要であるとき、その2点間の電位差を1V(ボルト)という。1V=1J/C=1N・m/A・s

熱力学に関するメモ。ヘルムホルツの自由エネルギーはおおざっぱに言ってしまえば、力学でいう、ポテンシャルエネルギーのようなもの。のように、ポテンシャルから導かれるのと似ているように、ヘルムホルツ自由エネルギーFからは、、、というように、各熱力的状態量が導かれる。つまり、ヘルムホルツの自由エネルギーが分かれば、熱力学的な平衡状態を知ることができる。ここで、ヘルムホルツの自由エネルギーはと、温度、体積、物質量の関数である。ヘルムホルツの自由エネルギーで体積Vを圧力pに変えたもので、ギブスの自由エネルギーがある。

いやいや、またもや一ヶ月ぶりの日記だな。師走ということもあり、なんかバタバタしている。特に、今週は忘年会など飲み会が何件か入っていて、集中するのは、難しいかな。ところで、最近仕事で、熱について触れることが多い。そうつまり、熱力学である。確かに、熱力学は科学的にも工学的にも重要だと言われているが、その考え方を理解しているのとしていないとでは、仕事の内容をイメージするのに全然違ってくる。そのようなこともあり、最近、少しずつ熱力学の復習を始めた。よく、「エンタルピー」という言葉が出てくるのだが、最初、「大学1、

自分でコントロールできることと、できないことの比率は、今は圧倒的にできないことのほうが多い。最近の仕事でそう感じる場面が多々ある。例えば、計算結果が物理的にどういうことを意味しているのか、わからないことが多い。これは、自分でコントロールできることであると思う。要は、勉強をして、知識をつけるればよいのである。しかし、その自分で学習するということが最近かなり疎かになってきている。これじゃ、いかん。平日は無理だとしても、休日は時間があるのだから、そこで集中して勉強しなければ、いつまでもこのままコントロールできな

本格的に解析の仕事を初めて約1ヶ月経つが、何を計算し、その結果物理的にどういうことが言えるのか全くと言っていいほど分からない。流体力学の基礎的なことは、本配属になる前に予習していたつもりだが、もちろん基礎が分かっていないと、話にならない。しかし、もっと大切なことは、流体力学はもちろんのこと、熱力学や更には機械力学など理工系の専門知識を広く知っていなければならないことだ。僕は機械のことについては、正直すごく音痴である。しかし、一般教養で習う力学をしっかり理解できていれば、たとえ扱う対象が機械的なことでも、ど

最近CAE(Computer Aided Engineering)が注目されているらしい。数値解析というと、どちらかと言えば、世間一般では大学などアカデミックサイドの分野だと捉えられてきたが、最近企業の設計部門や研究開発部門でもコスト削減や商品開発に要する時間の短縮のために、取り入れているようである。僕は、ただ数値計算を専門とする職につきたくて、CAEエンジニアの道を選んだわけだが、こういう産業界の動きは喜ばしいことだ。しかし、CAEエンジニアに求められるのは、ただ計算するだけでなく、計算モデルを開発し、

やっと流体力学で最重要となるナヴィエ・ストークスの方程式の導出まできた。方程式の導出の途中でかなり込み入った計算があり、すべてを理解できたわけではないが、方程式自体は、理想流体の方程式に速度の拡散項がついただけのものである。その拡散項は粘性係数に比例する形になっている。速度の拡散ってのは、物理的にどういう意味のだろうか?方程式の記述どおり言えば、粘性(流体の内部摩擦) が大きいほど、速度の拡散が大きいということになる。言葉では言えても、イメージが浮かばない。

流体力学の勉強がなかなか進まない。本を読んでいるときは、わかった気がするのだが、後でもう一度同じことことを復習してみると、あれ、どうだったけ?という状態になる。そして、その疑問を長々と考えてしまい、無駄に時間だけが過ぎていく感じだ。今日は、ランダウの本で、流体力学のオイラーの方程式から波動方程式を導出するところを読んだのだが、たった2ページなのに、2時間も時間を使ってしまった。しかも、理解できていないところもあるし、式を追うのもなんかあやふや。

今日から本格的にランダウ・リフシッツの「流体力学」を読み始めた。当初、流体力学は非常に難しい分野だと思っていたが、ランダウの本はかなり直感的に書かれていて、どういうPhysicsなのかがイメージできる感じがする。でも、途中の計算の多くを自分で補いながら、読まなくてはならないから、多少時間がかかってしまうが。とりあえず今日は、流体力学の基礎方程式である連続の方程式と、流体の運動方程式であるオイラー方程式の導出までの計算は追うことはできた。ただ、途中で熱力学的なこと(エントロピー)も考慮に入れていることもあっ

個人的にやりたいことがたくさんあるのだけれど、なかなかできずにいるのが現状だ。まず電磁気、流体力学の勉強、簡単な物理モデルの数値シミュレーションのコード開発などなど。全部今後の仕事に絡んできそうなことなので、できるだけ深く追求したいのだが。いっぺんにやろうとしてしまおうとするから、なかなか進まないのかな。

今、時間がある時に電磁気を勉強している。学生時代、電磁気が大の苦手であった。今もかなり苦戦している。電気力とか電荷など、概念がどうもイメージがつかめないのである。マクスウェル方程式が電磁気の集大成になるのだが、まだまだそこまで到達するには時間がかかりそうである。でも、これからの仕事で電磁気に関わることになるであろうから、早く最低限のエッセンスは理解しなくては。