2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今日無事に卒業式を終え、修士の学位を授与した。たわいのないことかもしれないが、やはりうれしい。学歴というものは、ある側面では批判されることも多々あるが、それは自分が努力を積み重ねてきて得たものだから、何よりの財産になるものであると思う。ところで、卒業式はまだ終わったものの、学術誌に投稿する論文についてまだまだやることが出てきそうだ。このままでは、会社に入ってからも、恐らくサイドワークとして、続けていくことになるだろう。

卒業前にやるべきことはまだあるのに、引越のことや、4月からどういう生活になるのかといった余計なことを考えてしまう。なかなか一つのことに意識が集中していかない。いつも何か大事な行事がある直前は、こんな状態なんだよな。気持ちをすぱっと切り替えるのが苦手である。また何か心配事があると、本来やるべきことに集中できず、その心配事にどうしても意識が集中してしまう。このような優柔不断な性格を本気で改善したいと思う。

レビテーション関連でかなりの量の手計算をしなくてはならないことになりそうだ。今日議論したことを再整理しているのだが、どうも自分にとっては、かなりレベルが高い。というより、物理的イメージというか、なぜそういうロジックなのかまだもやもやしている状態だ。この理論解析が成功したら、恐らくインパクトのある仕事になるのは間違いないだろうと思うのだが。

先日の修論発表会で、非線形光学の方でoptical bulletという空間3次元でのソリトンがあり、それと今やっているBECソリトンとのアナロジーがあるのではないかという質問があって、確かに非線形光学の分野でそのようなものをどこかのweb上で見た記憶がある。今やっているのは、空間2次元でのソリトンだが、その系をそのまま3次元に拡張しても、安定性を保つ条件があるならば、BEC bulletも可能になるのではないかとふと思った。3次元は、数値計算のコストが大幅に増えてしまうが、プログラムを拡張するのは、そんな

ふぅー、修論発表が無事に終わった。反応はまずまずといったところで、質問にも何とか答えることができた。でも、もう少しストーリーを面白くできたのではないかと思う。やっぱりまだまだ論文などで、今どうゆうことがトレンドであるのかを頭に入れておく必要がある。こうゆう発表の前だけ集中的にやるのではなく、普段から論文を読むときも、ただ読むのではなく、その論文で何を知りたい(自分の研究のためのヒントなど)のかを意識して読むのが大切だと思う。さて、修論が終わっても、まだ研究は終わるわけでもなく、海外の論文誌に投稿するために